年内に身内に不幸があった場合、新年の挨拶状を欠礼すべく喪中はがきを出しますが、

では年末に身内が急に亡くなったり、危篤など様態の危うい身内がいたりした場合は、どうすれば良いのでしょうか?

 

このようなケースで悩む人は結構多いようですが、
喪中はがき(欠礼状)の基本的な意味とマナーを誤解しているために、こういった迷いが生じてしまうように思います。

 

ということで今回は

年末に身内に不幸があったら年賀状はどうすれば?
身内が危篤の場合はどうするの?
年賀状を出した後に急逝したら?

などの疑問を解消していきます。

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まずは喪中はがきを出す意味とマナーを押さえよう

今回の記事は「年末に身内に不幸があった場合の年賀状や喪中はがきの扱いについて」がテーマですが、

その前にまず「喪中はがきを出す意味と出す時期などのマナー」について確認しておきます。

 

ここを誤解していることにより対応を迷ってしまう人が多いので
しっかり押さえておきましょう。

 

まず喪中はがきを出す意味は

「身内に不幸があったので今は悲しみの淵にあり、年賀状を出す気分になれません。今年はこちらからの年始のご挨拶は失礼させていただきます」

相手に伝えるためです。

 

よくある誤解として

「身内に不幸があったので、年賀状は送りませんので、そちらからも送らないでください

という依頼という解釈。

 

これは間違いです!

 

例年やり取りしている年賀状が正月に届かなければ、相手が不審に思うでしょうから
あらかじめ年内に「こちらが年賀状を出しません」というご挨拶する、ということですね。

 

言い換えると、

年賀状を例年通り出すか、喪中はがきを年内に送ることによって欠礼するか、
どちらかが相手に届けばマナーとしては問題なく、

相手から年賀状が送られてくることや、それを受け取ることは喪中の側としては問題ではありません。

 

 

喪中はがきの意味を押さえたうえで、
「では喪中はがきはいつまでに出すか?」という点ですが、

年賀状を送らないことを知らせるという意味では年内に届けばギリギリセーフと言えます。

 

ただし、喪中であると知っていれば相手も年賀状を送らないようにするでしょうから、
喪中はがきを送ると前もって決まっていれば、年賀状を準備する時期を考え、できれば11月中には用意して投函するのがベストでしょう。

 

そして、そのタイミングに間に合わないような不幸があった場合は
個別に対応を考えることになります。

 

以上の喪中はがきの基本的な部分を押さえると、様々なケースの対処法も迷わないと思います◎
(次章以降でいくつかのケースについて解説します)

 

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年末身内に不幸があったら年賀状どうする?急逝だと喪中はがき間に合わないけど?

喪中はがきの基本を確認したところで、本題です。

年末に身内に不幸があった場合の年賀状・喪中はがきの考え方について。

 

身内が亡くなった時期によって対処も違ってきますが・・・

 

まず「年賀状を出した後、12月下旬などに亡くなった」場合。

この場合は特に例年と変わらず年賀状を交換することになりますから
マナーとして特に問題となることはありません。

喪中でなかった時に投函した年賀状は正月に相手に届きますが
これはそのまま受け取っていただけばよいですし

(間違っても郵便局に連絡して差し押さえなどしなくても大丈夫(;’∀’))

相手も普通に年賀状を送ってきていて、
もちろんこちらも普通に受け取ります。

 

そしてその後、今回の不幸を知らせる程度に関係の深い相手に対しては
寒中見舞いという形で身内に不幸があったことを知らせれば良いでしょう。

寒中見舞いは松の内(1月7日)が明けてから相手に届くようにします。

 

 

次に「年末に亡くなり、まだ年賀状を出していなかった」場合。

これは不幸のタイミングや葬儀などにどの程度関わり慌ただしいかにもよりますが、
年内に相手に届くように投函できるのであれば、喪中はがきを出します。

 

相手からは年賀状が届いてしまうかもしれませんが、
不幸のあった日付などを見れば事情は理解してもらえると思いますし
(喪中なら出さなかったのに、とは思われないでしょう)

前章で書いた通り、喪中側が年賀状を受け取ることは問題となりませんので
これはこれで良しとします。

 

年賀状の準備が遅れていて、既に今から喪中はがきを投函しても年内に相手に届かない場合は
身内の不幸を伝える寒中見舞いを松の内が明けてから出します。

喪中はがきは、新年明けてから相手方に到着しても意味がありませんから、この場合出しません。

 

年内の喪中はがき、新年の年賀状、どちらも差し出せていないので
多少マナーとしては崩れた形になりますが、
不幸のタイミングがタイミングなので致し方ないとも言えます。

(年賀状の準備が遅れている時点で本来のマナーからは外れていますので、喪中かどうかの問題とは別かもしれないですね・・・)

 

なので、この場合の寒中見舞いには、賀状を出せなかった失礼を詫びる一言を添えると良いと思います。

年末に身内が危篤の場合の年賀状はどうする?

前章では年末に「思いもよらず」身内が亡くなったケースについて書きましたが

では「身内が危篤で年始を迎えられるか危ぶまれている」ような場合はどうしたらよいか。

この場合の対応も、喪中はがきの意味を考えれば迷うことはありません。

 

繰り返しになりますが、喪中はがきは「喪に服しているため新年の挨拶を失礼する連絡」です。

もし年賀状を送った後に不幸があったとしても、既に送ってしまった年賀状はマナー違反となるわけではありません。

 

というわけで、
年賀状を準備する時点で身内はご存命なのですから
あれこれ考えず例年どおり年賀状を準備・投函すれば良いだけです。

そもそも年内に亡くなる可能性があるからと言って
喪中はがきの準備を考えたり、年賀状を出さないと決めるというのは
不幸を待っているかのようで失礼極まりないことですよね(;’∀’)

 

ただしこの場合、(喪中ではないが)新年を祝う気持ちにならない、という心情である場合も。

この辺気になるようであれば、年賀状のデザインも抑えめな物にして、
「謹賀新年」や「Happy New Year!」などの派手な祝い言葉は使わず
「迎春」などのトーンを押さえた年賀状にするのも一案かと思います。

まとめ

年末に身内に不幸があった場合の年賀状や喪中はがきの出し方について。

 

まとめると

  • 不幸があった後、喪中はがきが年内に届けられそうなら出す
  • 年内に間に合わない場合で年賀状もまだ出せていない場合は、不幸を通知する寒中見舞いにお詫びの言葉を添えて出す
  • 不幸がある前に年賀状を出してしまったとしても問題ない(追って不幸を通知すべきかは相手との人間関係によって決める)

ということでした!

 

喪中はがきは、年賀状を送らないことを前もって通知する意図
(相手に年賀状を控えてもらう意図ではない)
であることを理解し、各種ケースに対応してくださいね。

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