お歳暮は日頃の感謝の気持ちを表す贈り物。
そんなお歳暮を目上の方に送ったら、丁寧にお礼状とお返しがきた・・・
この場合、こちらからもお礼状を出すべきなのでしょうか?
目上の方やお世話になっている方なだけに
どこまで丁寧にやりとりすべきか迷いますよね。
というわけで今回のテーマは
「お歳暮のお礼に対するお礼」についてです。
お歳暮のお返しにお礼状を出す必要は?
お歳暮のお返しをいただいた場合ですが
まず、基本的に「お礼状」は必要ありません。
お礼にお礼・・・と続けていたらエンドレスになりますし(;´∀`)
一般常識的に言えば
次の機会に顔を合わせた際にでも直接お礼を言えば十分です。
またお礼を言う時期が年を越すなど、多少間が開いても構いません。
ですが
いただいておいて何も反応しないのも気持ち悪い・・・
顔を合わせる機会はなく、お歳暮のやり取りしかしていない・・・
などという場合は、電話で簡単にお礼を伝えれば丁寧な印象にはなります。
この場合は無事に着いたことと「ご丁寧にありがとうございました」程度の簡単なお礼の言葉を伝えれば良いでしょう。
お歳暮のお返しのお礼はメールでしていい?
お歳暮のお返しへのお礼、
一応すぐにしておきたいけど、普段電話するほどの仲でもないし、メールアドレスを知っているからメールでお礼をしてもいいのかな?
という場合について。
お返しに対するお礼をメールですることもマナーとしては問題ないです。
ただしお相手との関係性にもよりますね。
明らかに目上(上司や恩師など)に対してだとメールでは不自然ですし
お相手によっては非礼と受け取る方もいます。
また、立場上明らかに目上というわけでなくても
アドレスを知ってるだけで普段全くメールすることはない
という場合は唐突に感じる方もいるかもしれません。
なのでお相手によって使い分けてくださいね。
我が家の場合で言うと、
両親達とのやり取りでは普段からメールしあったりしていますので
お歳暮・お返しなどの贈り物に対しても同様にメールでお礼を返したりします!
もしメールが唐突に感じるような間柄であれば、ハガキでお礼を出すという選択肢もありますね。
お礼状の文面が元々印刷されているハガキもありますし、
そこにさらに一言でも加えるだけで十分な形になるでしょう。
お歳暮のお返しへのお礼の文例・言い回し
お歳暮のお返しへのお礼について
どの程度のことを伝えれば十分か、というイメージとして、
以下に文例(電話の場合は言い回し)を記載しておきます。
ポイントとしては
・感謝の気持ちを簡潔に表す
・お返しという気を使わせたことについて申し訳ないという意味の言葉を付ける
・メールの場合は取り急ぎのご連絡である旨を添える
という点です。
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【電話の場合の例】
今日届きました。結構なお品物をありがとうございます。お返しまでいただいてすみません。また来年もよろしくお願いいたします。
(以降は世間話等して適当なところで電話を切る)
【メールの場合の例】
件名:お品物届きました、ありがとうございました
○○様
このたびは、大変結構なお品をいただきまして、
ありがとうございました。
家族一同、とても美味しくいただきました。
わずかばかりのお歳暮でしたのに、ご丁寧なお品をいただきまして、
かえってお気を使わせてしまったようで申し訳ありません。
来年度も、変わらぬお付き合いのほど、
どうぞよろしくお願いいたします。
寒さ厳しき折、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。
恐縮ですが、まずはメールにて、御礼申し上げます。
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ハガキ(通常のお礼状の文面で印刷されているもの)で出す場合でしたら
上記ポイント「気を使わせたことに対する謝罪」+「感謝の言葉」を1~2文直筆で付け足すことで良いでしょう。
メール文例は比較的丁寧な文章例にしていますが
もちろん相手との関係性によって文体はもう少し砕けた形もありえます。
伝える内容・ポイントの参考としてください。
まとめ
お歳暮のお礼に対するお礼をまとめると
・通常の形のお礼状は必要(必須)でない
・口頭でお礼を言う機会があればそこで伝えれば良い
・会う機会がない、早めにお礼を伝えたいという場合は電話やハガキで伝えることでよい
・相手との関係性によりメールを使ってもOK
このようになりました(*´∀`*)
年に数回のやり取り、できるだけそつなくこなしておきたいですし
「お礼状」という形でなくても何らかの感謝の意を伝えるのは基本ですね。
それぞれの関係性によって伝え方はどうあっても良いので、
しっかりと感謝の気持ちを伝えて、気持ち良く1年を締めくくりましょう◎