遠距離に住む彼氏や友達にバレンタインのお菓子を贈りたい!
実際に会いに行って手渡しできれば一番ですが、中々そうはいかないものですよね。
やはりそんな時は、郵送または宅配でお菓子を送るというのが現実的な方法です。
でもバレンタインはお菓子も手作りすることが多いはず。
市販であればまだしも・・・手作りお菓子ってどうやって送れば良いのか、経験がないと迷いますよね。
そこで今回は、バレンタインで手作りお菓子を遠方に郵送・宅配する場合にどんな方法が考えられるのか、良い状態で送り届けるためにはクール?常温?日持ちは大丈夫か?などの疑問について書いていきます( *´艸`)
バレンタイン手作りお菓子の郵送方法にも色々あり
バレンタインと言えば手作りお菓子!
市販であればお店にお任せすれば遠距離でも安全に送ってもらえますが、手作りお菓子を素人が送る場合はどうしたらよいでしょうか?
ということで、まずはお菓子の配送に適したものには、どんな方法・サービスがあるのかについてまとめておきます。
郵便局のサービス
郵便局からお菓子を送れるサービスは以下のようなものがあります。
定形外郵便
軽いものほど安い値段で送れるのがメリット。
万が一の場合の賠償がある「書留」や、日曜祝日を含めた指定日に届く「配達日指定」、通常の郵便より早く届く「速達」などの各種サービスと組み合わせることができます。
●定形外郵便の料金
50g以内 120円
100g以内 140円
150g以内 205円
250g以内 250円
500g以内 380円
1kg以内 570円
レターパック
A4サイズの封筒に収まる4kgまでの荷物は510円(レターパックプラス)
A4サイズの封筒に収まる、厚さ3cm以内、重さ4kg以内の荷物は380円
全国一律料金で、重量があるものは定形外より安く送れるのがメリット。
専用の封筒はコンビニでも購入できて、ポストに入るサイズなら郵便局に行かなくても発送できます。
お得な値段で気軽に送れますが、あまり厚みのあるお菓子はレターパックプラスでも専用封筒に入りません。
梱包・ラッピングも含めてそんなに大きくない場合に使えるサービスです。
レターパックプラスは対面での配達、レターパックライトは郵便受けへの配達です。
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レターパックで送れるお菓子について!チョコは可?サイズ限界は?
ゆうパック
荷物の大きさと配送距離で送料が決まり、宅配便は重量によっても運賃が変わるのに対して、30kg以内であれば重さは関係なく送れます。
生ものなどを冷蔵で送れる「チルドゆうパック」や、午前中に出せば当日夕方頃に届く「当日配達ゆうパック」など、状況に応じて便利なサービスも。
もちろん配達日指定可能。
取り扱いのあるコンビニからも送れます。
というわけで、軽いお菓子であれば、一番安い送料で送れるのは定形外郵便ですね。
ですが250gを超えると380円または570円となりますので、値段で言うとレターパックの方がお得になってきます。
(大体のお菓子は250g以内に収まらないと思いますので・・・)
一方、レターパックは専用封筒に入るもの限定。
特にレターパックライトは厚さ3cmまでなので、ラッピングや梱包を含めるとお菓子本体は相当薄いものしか送れないでしょうね。。
また、配達日が指定できないのも、バレンタインの贈り物郵送方法としては微妙なところ。
以上を考えると、バレンタインのお菓子を郵便局から送る手段としては、ゆうパックが無難かと思います!
宅配業者のサービス
ヤマト運輸や佐川急便など、主要な宅配業者のサービス・送料はどこもそれほど変わらないので、お近くのコンビニで取り扱っている宅配サービスなど、利用しやすいものを選べば良いと思います。
送料は業者によりそれぞれですが、荷物の大きさ・重量・配送距離から決まります。
お近くに営業所がある場合は、自分で持ち込めば100円引きなど少しお得になります。
また、ヤマトの「クール宅急便」、佐川の「飛脚クール便」などのサービスもあり、ゆうパックと違って「冷蔵」だけでなく「冷凍」も送れるのもポイントです。
お近くに取り扱い店舗がなければ電話により集荷もしてもらえます。
ゆうパックとその他の宅配業者どれが良い?
ゆうパックと宅配便、どれもサービスとしてはほぼ同じように使えますが、違いとしては以下になります。
・ゆうパックは重量で値段が変わらない(30kgまで)
・宅配業者は冷凍品も送れる
なので、
- 小さくて重いもの(目安2kg以上)はゆうパックが有利な配送方法
- 冷凍ものは宅配業者で
となりますが、それ以外は自宅近くで利用しやすいサービスを選べば良いと思います。
バレンタインお菓子を郵送するなら常温・クールどちら?
バレンタインということで、お菓子の材料にチョコレートを使用していることも多いと思います。
食品ということもありますし、やはり冷蔵で送った方が良いのでしょうか?
これはどんなお菓子を送るかにもよります。
まずクッキーやサブレなど乾燥している焼き菓子は常温で送って問題ありません。
トリュフや生チョコなどチョコレート主体のお菓子は冷蔵をおすすめします。
バレンタインの時期は冬ということで、常温でも溶けることなく配達できるかもしれません。
ですが配送の過程で室内で保管されることもありますし、どういう環境に置かれるかは不明ですので、チョコレート菓子はやはり冷蔵が安心でしょう。
最後に、ブラウニーやマフィン、パウンドケーキなどのケーキ類。
この類のお菓子が微妙なところで、常温でも送れることは送れます。
が、しっとり系のケーキだと乾燥で味が落ちる可能性も。
この乾燥を防ぐ方法として、冷凍して送る、という手段が考えられます。
例えばガトーショコラのようなものが特にこれに当てはまりますね。
パウンドケーキなども完璧に乾燥を防ぎたければ、カットして一つずつラップで包み、冷凍して送ることにより、しっとり・味も落とさずに相手に届けることができるでしょう。
多少手間と送料はかかりますが、味にこだわる方は冷凍で送るのが確実かもしれませんね。
ただし受け取り側も解凍する時間などはかかりますのでご注意です!
クール便で送る場合、あくまでも配送してくれる会社は「品物の温度を保って届ける」のが基本ですので、発送前に自宅でしっかり冷やしておくのが前提です。
冷えていないお菓子をクール便で送っても、配送側で冷やしてくれるわけではないので注意しましょう。
最低でも自宅で1時間ほどは冷やしてから送ってください。
保冷剤を入れるとなお良いでしょう◎
それと、クール便で送る場合、コンビニでの受け渡しは不可能。
郵便局や宅配業者の営業所に持ち込むか、冷蔵(冷凍)指定で集荷依頼する必要があります。
冷蔵保存対応していない郵便局などもありますので、自分で持ち込む場合はあらかじめ対応できる郵便局・営業所を調べておきましょう。
バレンタイン手作りお菓子を郵送する場合、日持ちは大丈夫?
最後に、手作りの食べ物を送る場合に気になる日持ちについて。
基本的に手作りのお菓子は市販と違って防腐剤など入っていないので傷みやすいです。
そして、傷みやすさの度合いはお菓子に含まれる水分量によっても違い、水分が多ければ多いほど早く傷んでしまいます。
生クリームなどを使っていない焼き菓子であれば割と日持ちは長く、作って5日後あたりが賞味期限です。
が、同じ焼き菓子でもガトーショコラやシフォンケーキなど水分量が多いともっと日持ちは短くなるでしょう。
大体3日くらいで食べてもらった方が良いですね。
とは言え作った3日後までに受け取ってもらって食べきってもらえるとは限りませんね。
なので日持ちを少しでも長くするのにも冷凍が有効です。
まずはできるだけバレンタイン当日に近い日に作って、発送するのが基本ですが、相手側の都合ですぐに受け取ってもらえない場合もあります。
特にサプライズで送ろうとしているのであれば、相手も自宅にいなくて受け取りがバレンタイン翌日以降になるかもしれません。
やはり念のため冷凍した方が良いでしょう。
ちなみに冷凍であればケーキでも1ヶ月程度は日持ちするそうです。
(それでも早めに食べてもらった方が良いとは思いますが!)
もしくはクッキー類など最初から比較的日持ちするお菓子を選んで送りましょう!
(その場合も1週間以内には食べきってもらってください)
そして、配達は近県で翌日、遠方でも2日後くらいに届く場所が多いですが、事前にネットで調べたり、配送業者に配達日数についてあらかじめ問い合わせておいて、確実に届き、かつ早すぎないギリギリの日に発送しましょうね。
バレンタイン手作りお菓子を郵送方法まとめ
バレンタインで手作りお菓子を郵送・宅配する場合について、どんな方法があるのか?冷蔵した方が良いか?日持ちについてなどまとめてきました。
せっかくの手作りお菓子、ぜひ安全に、確実に!届く方法で相手に送ってくださいね。
良いバレンタインをお過ごしください◎
ご参考になりましたら幸いです( *´艸`)