宅配便やゆうパックよりも安い送料で、色々なものが送れるレターパック。
バレンタインなどで 遠距離に住む彼氏や友達にお菓子を送りたい!
という場合、レターパックで送ることを考える方も多いと思います。
でもレターパックは宅配便とは違うので、利用する前にどんなお菓子なら送れるのか?どのくらいの大きさなら入るのか?など確認してから使うかどうか決めたいですよね。
そこで今回は
- レターパックで送れるお菓子(注意点)
- レターパックに入る大きさ限界
- 品名はなんて書くといいの?
などについて解説します。
レターパックで送れるお菓子 チョコはOK?
まず念のため、そもそもレターパックで食べ物を送っていいの?
という点からですが、
レターパックで送れないもの(郵便局ホームページ)
https://www.post.japanpost.jp/question/305.html
現金・貴金属等の貴重品及び爆発物・毒劇物等の危険物等を入れて送付することはできません。
また、ガラスや陶磁器などのわれもの/精密機械などのこわれもの/なまもの・いきもの/芸術作品等代替品の入手が困難なものの送付はご遠慮ください。
上記のとおり、郵便局の案内によると、 食品自体を禁止する記載はないので、お菓子は堂々と送って大丈夫です◎
ただし、なまものは「ご遠慮ください」となっています。
生ものを入れて送った場合、チルド配送ではないので腐る可能性もあるため、適さないということですね。
(あくまで禁止はされていないけれど、という解釈ですが、衛生的に不安が出るものはやめておきましょう・・・)
というわけで、レターパックで送れるお菓子としては、生もの以外!
クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子であれば、生ものではないので、送ること自体は全く問題ないということになります。
しかし例えば生チョコは生物に入るので避けたい、というところですね。
ご自宅用生チョコ・・・(^﹃^) |
バレンタインの寒い時期であれば、まあ溶けたりしないで届くような気もしますが、私なら生チョコはクール便で送ると思います・・・
外は寒いとは言え、仕分けなどの過程で長時間室内に置かれるわけですし、配達時にはバイクや自転車の荷台に積まれて1日持ち出されるわけですから、間接的にでも日の当たる場所にかなり長い間置かれる可能性が高いですからね・・・(;´∀`)
また、レターパックは普通郵便と同じように扱われるので、こわれものの指定などもできませんし、デリケートなお菓子はレターパックでは送らない、または厳重に梱包して自己責任で送る、というのが基本です!
缶に入ったお菓子なんかならまあまあ安全かとは思いますが…
これ、そんなに高くなくてちょっとしたギフトに素敵(*´▽`*) |
途中途中で普通の郵便物と同様に投げたりされても衝撃に耐えられるかが勝負ですね。
また、郵便物は重ねて輸送されますので、レターパックもその中に入り、上に数十キロの負荷がかかると考えた方が良いです。
とは言え、ネット上のクチコミを見ると、何回もレターパックでお菓子送っているけど、毎回ちゃんと届いてる!というものもありますし、ボロボロになった…というものもあるので、運もあるのかもしれません・・・
一応防衛策としては、専用封筒に注意書きできるので、「コワレモノ」と手書きすることも可能。
でも宅配便やゆうパックと違ってレターパックに「壊れ物扱い」はないので、最後に配達してくれる配達員さんの目にとまれば多少気をつけてくれるかも、という程度に期待しましょう(;´∀`)
以上をまとめると、
レターパックで送るのに適したお菓子は焼き菓子
しかも
壊れる恐れの少ない物、または、厳重に梱包してもサイズ的に専用封筒に入る程度の大きさのもの。
ということになります。
具体的には、缶や丈夫な箱入りのクッキーや、硬めのチョコレートあたりは行けそうですね。
ケーキ類はボロボロにならないように、元箱がなければ硬めの箱に入れた上で中に緩衝材、外もプチプチで巻いたほうが賢明でしょう。
もし手作りのお菓子を送るようであれば、100均などでタッパーや缶などを用意し、上記のケーキと同じく、容器の内外に緩衝材を!
※手作りお菓子を送る場合は日持ちなども考慮してくださいね。
レターパックで送れるお菓子 サイズの限界は?
送れるもののサイズについては、レターパックライト(380円)とレターパックプラス(510円)で異なります。
レターパックライトはA4サイズ厚さ3cmまでで、少しでもオーバーすると引き受けてもらえません。
厚さ3cmぎりぎりまであると、面積はA4フルのサイズは入らないので注意です。
ちなみにレターパックはポストに投函しても良いのですが、ポストに入る厚みが3cmになるそうです。
対して、レターパックプラスの方はさらに柔軟。
専用封筒の大きさはレターパックライトと同じなのですが、
厚みがいくらあっても封が閉まれば送ってもらえます。
自宅で検証したところ、こんなものが入りました。
↓
- 牛乳1リットルパック2本(横並び)
- ティッシュボックス1つ(スリムタイプ)←多分大き目ティッシュも入る
- 単行本3冊(合計で19.5cm×13.5cm×8.5cm)
- トイレットペーパー2つ(横並び)
牛乳パックは余裕。
トイレットペーパーはかなり限界を感じました(;´∀`)
規定の線が隠れるように封筒を閉じなければならないのですが
かなりうまくしないと破れるかも!
ということで、まあまあ大き目厚みのあるものも入りますが、
さらに梱包もした方が良いのでその分のサイズアップ見積もりも忘れずに・・・
レターパックでお菓子送るとき品名なんて書く?
レターパックには品名を書く欄があります。
これは何のために書くかというと、禁止された物を入れていないかというのもそうですが、主には空輸できるものかどうかを判断するためのようです。
精密機器だったりすると空輸を避けられる場合がありますので。
(その場合、到着が通常のレターパックより遅くなる)
で、お菓子は禁止されたものでもないですし、空輸できますから、ずばり「お菓子」とか「焼き菓子」とか書いておけば良いです。
品名でこわれものをアピールしても、輸送時の扱いの判断材料にはされませんから、簡潔に書くのみです(;´∀`)
レターパックで送れるお菓子まとめ
バレンタインなどで遠距離に住む相手にレターパックでお菓子送る場合についてまとめますと、
- レターパックで食べ物は送って良い
- ただし生ものや壊れやすいもの、温度で溶けたり変質したりするものは送らないこと
- すなわち、硬い焼き菓子などが最適(チョコは硬くて溶けにくいものなら)
- 通常の郵便物と同様に扱われ、外側からかなりの負荷がかかるため、梱包に気をつけること(保障はない)
- レターパックライトは厚みに注意(梱包含めて3cmに収めるので、本体として入れられる物はかなり薄くなる)
最後にひとつ注意点として、レターパックプラスは対面手渡しで相手に届けられますが、レターパックライトの方は郵便受けに配達になります。
なので、相手が郵便受けから回収するまで、誰か良からぬ人物が触ることもあり得ますよね。
そうなると、食品を送った場合、危機管理意識の高い人ほど警戒しますし、相手との関係性によっては送られて迷惑、と思われることにもなりかねません。
特に市販で未開封ならともかく、手作りのお菓子だと外の郵便受けにたとえ半日でも放置というのも気になります。
なのでレターパックライトでお菓子を送るのであれば、よほど関係性の深い間柄に限るか、または事前にポストに届く形で送って良いか聞いておいた方が良いでしょう。
送料お得で素早く届くレターパックですが、食品を送る場合は相手側への配慮も十分したうえで使ってくださいね◎
以上、ご参考になれば幸いです
(人´∀`).☆.。.:*・゚
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