2人目3人目の産後、上の子の保育園・幼稚園拒否を体験したママの体験談。
今回は育休中ママというわけではないですが、上の子が幼稚園児の時に二人目が生まれたママの体験記です。
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【産休育休中に上の子が保育園行きたがらない!対処は?影響は?】
保育園登園拒否体験談その3
我が家では息子が幼稚園に通っているときに妹が生まれました。
二人目ということもあり上の子も妹を可愛がっている様子だったのですが、やはり構ってもらえないことを不満に感じていたようでだんだん赤ちゃん返りをするようになりました。
一番困ったのが登園拒否です。
「行きたくない」とは言わないのですが仕度にぐずぐずと時間がかかってしまいます。
今まで幼稚園が大好きだったので朝起きてから出掛けるまでほとんど手がかからなかった分、のろのろと仕度をされてしまい私はついイライラしてしまいます。
寝不足もありついつい怒鳴ってしまい毎朝戦争のようなやかましさで息子を送迎バスに放り込むような感じでした。
寂しいのだろうとは思いましたが、私は娘の世話で精一杯でした。
夫も当然仕事があります。
私の両親は同じ市内に住んでいるもののバスで一時間ほど離れているところに住んでいます。
さらにパートもしていたのでなかなか相談することができませんでした。
そんなとき助けてくれたのが幼稚園の先生でした。
お迎えに行ったときに息子の様子を話してくれたことがきっかけでした。
息子はやはり幼稚園でもわがままに振る舞うようになっており、友達とケンカすることが多くなっていたようです。
また先生に対しても「幼稚園なんて嫌い」と言ってしまったらしく、それを聞いて最初は申し訳ない気持ちで一杯でした。
しかし先生は息子やわたしを責めるようなことは言わず、わたしたちを気遣ってくださるのです。
「お母さんも大変ですよね」「息子くんは我慢ができる子だけど、それがちょっと一杯になってしまったみたいですね」など優しい口調で話してくださるので立ち話だったのに思わず泣いてしまいました。
そこで初めて、わたしも育児に追われて気持ちがいっぱいいっぱいだったのだと気がつきました。
息子が生まれたときは初めてだったので両親や夫が積極的に手助けをしてくれました。
ところが二人目ということで私の中に「一人でも大丈夫だろう」という変な自信が芽生えていたのです。
そこから私はすぐに両親と夫に相談しました。
息子が赤ちゃん返りをしていること、寂しがって幼稚園に行きたがらないこと、私自身少し育児で疲れてしまったことを話しました。
解決策として私と息子で二人だけでデートをすることにしました。
息子が行きたがっていたイベントに行くだけでしたが、とても喜んでくれました。
そう言えば最近はこんなに大きな声で笑ったところも見ていなかったな、と思うと申し訳なくて涙が出てきました。
デートの後も登園拒否はときどきありましたが、そういうときは「今度の日曜日に一緒に出掛けようね」と約束をするようにしました。
これは効果てきめんでした。
また平日の夜も夫には早めに帰ってきてもらって息子の相手をしてもらい、これも効果があったように思います。
今思えば息子の方からたくさん寂しいというSOSが出ていたのに気がつかなくて申し訳なかったと思っています。
今では子供達の話を聞く時間を作ってきちんとコミュニケーションを取るように心がけています。
上の子登園拒否体験談その3 まとめ
今回紹介したママは育休中というわけではないので、保育園ではなく幼稚園でしたが、同じようなことを体験されていました。
二人目ということで逆に変に気負ったり「自分は大丈夫」と思ってしまい、周囲に相談できていなかったのが辛かったとのこと。
でも幼稚園や保育園の先生、旦那さんや、できればおじいちゃんおばあちゃんなど、周囲に話を聞いてもらい、上の子のケアについても協力してもらえたのが良かったようですね!
このママのように、知らず知らずのうちに一人で抱え込んでしまうママも多そうです。
周りと連携してよい方向に向かった例として参考にしてもらえればと思います◎
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