ママの産後授乳中の風邪!Σ( ̄ロ ̄lll)
私も授乳中の体調不良、何度もなりましたがつらいんですよね。
でもこんな時母親にとって気になるのは、自分の体調よりも赤ちゃんへの影響だったりします。
特に授乳中だと「母乳にウイルスが出て赤ちゃんに感染しないか」なども心配事の一つ。
そこで今回は、母体の風邪による赤ちゃんへの影響や、母乳育児への影響などについて解説しました。
授乳中に風邪…母乳あげていいのか?赤ちゃんにうつる?
産後授乳中なのにママが風邪をひいてしまった!
このまま母乳をあげていて、ウイルスが子供にうつるなんてことがないか心配・・・
悪い影響があるならしばらく断乳した方が良いのかな?
などなど不安になるところですよね。
ですが、実際にはママの風邪ウイルスが母乳を通して赤ちゃんに移るということはないそうです!
私も過去の妊娠中含め、何回か産後授乳中に風邪をひいてしまいましたが、
お医者さんの言うことには
「むしろ母乳を通してその風邪の免疫が赤ちゃんに移行するから、どんどん飲ませなさい」
ということでした。
なので普段通り授乳していましたが、赤ちゃんに感染したり具合が悪くなるということもなく、いまや超元気な6歳3歳に成長してます・・・
ですので風邪をひいているママは、断乳どころか、どんどんベビーにおっぱい飲ませちゃってください!
※ママにできる抗体は今回の風邪ウイルスに対してなので、これで全ての風邪への免疫ができるわけではありません。
ママも風邪でつらいと寝ていたいというのもあるでしょうし、赤ちゃんのお世話もままならないでしょう。
ですから場合によっては添い乳などでおっぱいの力もフル活用して、できるだけ身体を休めることをおすすめします。
ただし、咳やくしゃみ、鼻水が赤ちゃんの口から入って風邪がうつる、ということがないように・・・
赤ちゃんに授乳をする際は、手洗いうがい、洗顔などをしっかりして、おっぱいも清潔にする、マスクをするなどの配慮は当然必要ですね。
それと、ママが薬を飲む場合に授乳を続けてよいかはまた別の問題になりますので、そこはご注意くださいね。
母親の風邪で母乳量が減る?出ない時どうする
母親の風邪で母乳を通して赤ちゃんにウイルスが移るということはないとして・・・
ママの体調不良によっていくつか母乳自体への影響は出ることがあるそうです。
一番よくある問題に母乳量の低下があります。
ママが風邪をひくと、今まであった「おっぱいが張る感覚・催乳感」が全くなくなったり、赤ちゃんもゴクゴク飲んでる感じがなくなったりすることがあります。
風邪の菌のせいというわけではないと思いますが、母体自身が弱ってしまっているので、母乳を生成する力も省エネ中ということになってしまうことが考えられます。
このあたりの原因はお医者さんに聞いてもはっきりするものではありませんが、とにかく風邪で母乳量の低下に悩むママが多いのは確かなんですよね。
でも、体調が回復すると同時に母乳の分泌量も回復、元通りになるということがほとんどだそう。
なのでこのまま母乳が止まることに?と過剰に心配する必要はありません。
とは言っても、おっぱいが出ないと赤ちゃんもぐずりやすくなりますよね。
こんな場合にできることは
- 頻回授乳(授乳間隔を新生児並みに増やす)
- 水分をとにかくまめにとる(1日2リットル目標)
- できるだけ横になって身体に負担をかけない
上に書いたようなことに気を付けて、何よりもママの体調を回復させるのを第一に考えてください。
普段添い乳避けているママも、体調が悪い時は添い乳で身体を休ませることを優先するなどしてみてくださいね。
また、母乳を出すには食事による栄養よりも水分の摂取が何よりも大切。
水分はカフェインや甘味料入りでなければ何でも良いですが、できれば身体を温めるものや、母乳の量が増えるお茶などが理想です。
大量に飲むときは麦茶よりも常温の水の方が良いそうですよ(麦茶は体を冷やすので)。
現在第三子授乳中の私の場合で言うと、普段からたんぽぽコーヒーや万能茶など「母乳茶」と呼ばれる類のお茶を常備しています。
こういったお茶はいくらでも飲んで大丈夫ですから、風邪で母乳量が低下しがちな時も効果的と思います。
特に万能茶は出産した産院でも推奨していたもので、味もくせがなくごくごく飲め、常備しておくと何かと心強いですよ。
↓産院推奨はこちらの「村田園」のお茶
また、頻回授乳によって乳頭が傷んでしまうということもあるかもしれません。
ヒリヒリしだす前に馬油などで保湿ケアをしてキズを防いでおくと良いでしょう。
風邪のママの母乳の味はまずい?赤ちゃんが嫌がることも?
母乳量の低下以外では、赤ちゃんがあまり母乳を飲んでくれなくなった、味がまずくなったのかも、などのケースも見られます。
体調不良が母乳の味に直結するかは正直わからないところです。
(水分摂取が不足していて、さらさらおっぱいじゃなくなってしまう、ということはあるかもしれませんが)
もし赤ちゃんが急に授乳を嫌がるようになったとしたら、どちらかというと上に書いた「母乳量の低下」が影響しているのかも。
自分自身乳腺炎になったあと、母乳が詰まり気味でうまいことでなかった時があったんですが、助産師さんの話によると、思ったように母乳が出てこないことで赤ちゃんもストレスになるそうですね。
この時は吸っては離して泣く、の繰り返しになっていて参りましたが、左右のおっぱいを変えると気分が変わったりということもあったので、ひたすら根気よく飲ませていました。
とにかくママの体調がよくなれば、母乳育児も通常運転に戻ることがほとんどなので、
あまり心配せずに大量に水分とって休んでみてください!
風邪で母乳あげていいのかや影響まとめ
ママが風邪をひいてしまうと、自分よりも赤ちゃんに感染しないかどうかなどが気になってしまいますが
- 母乳による赤ちゃんへのウイルスの移行はない
- 母親の回復が母乳にとっても育児にとっても第一
ですから、とにかく授乳を根気よく続けつつ、ママの体調第一で過ごしてみてください!
パパにも協力してもらって、家事はお休み、早く良くなってくださいね。