七五三に母親も着物を着てお参りしたいと考えている方、多いと思います。
着物というと格も色々ありますが、その中でもおしゃれな小紋で参拝したい!というママも。
でも小紋は七五三にはNGという意見もあるようだし…実際にはどうなんだろう?
というところをまとめてみました。
七五三お参りの着物…親が小紋はマナー違反?
七五三で子供に着物を着させて、母親も和装!というのは素敵ですよね。
で、手元にある着物やレンタルで気に入った着物が「小紋」というジャンルに入るらしい・・・
となった場合ですが、小紋を七五三に着てよいか迷われる方がたくさんいます。
というのも小紋は洋装で言う所のおしゃれ着、例えばちょっとかしこまったワンピース、くらいの位置づけで、礼装にはならないんですね。
カジュアルの部類に入る小紋を七五三に着て行って良いものか・・・
結論から言うと、七五三のお参りに小紋、OKだと思います。
というのも、七五三自体、結婚式などと違って誰かをたてる必要のない行事。
強いて言うなら、主役の我が子より目立っていなければ、どんな服装でもOKな行事ということです。
家族内のでやる、ごく内輪のお祝いである七五三ですから、それこそ普段着でも良いということになるんです。
確かに、去年七五三したけど、普段着でお参りの家族もゼロではなかったです!
神社などに参拝、ご祈祷していただく、という点においては若干のマナーは必要。
神殿に上がるということであれば、清潔感のある服装でないとまずいでしょう(;´∀`)
でも七五三の服装で気にするべきは「清潔感」であって、服装の「格」については本来それほど気にしなくても良いものと思います。
神社側としても小紋だからご祈祷NG、という所はまずないでしょう。
なので、おしゃれ着に該当する「小紋」でも問題ない、というわけです◎
ちなみに小紋の中でも格が高いとされている江戸小紋は略礼装にも使える着物ですので、こういったものなら尚更問題なしと思われます。
・・・そうは言っても
ご親族などに、服装についてとやかくうるさい保守的な方がいる場合は、写真など見たときに何か言われる可能性はありますね。
気にされる方がいる場合は、七五三の親の着物選びのセオリーとしては略礼装にあたる「付け下げ」か「色無地」ということになりますので、そちらにしておいた方が無難でしょう(;´∀`)
お義父さんやお義母さんに常識知らずの母親と思われても面倒ですしね・・・
小紋だと当日神社で浮かないかな?という点がご心配なのであれば、傍目から見たら、着物着ているだけでも「頑張ってるな~」(←いい意味でね)という感じがしますし、第一、他人の母親の着物がどうこうという目で見てくる暇な人は無視でオッケー( *´艸`)
「マナー違反」であれば問題ですが、「七五三のお参りに普段着」がマナー違反ではないのですから、気にしすぎる必要はないと思います!
七五三の着物 親は何色が浮かない?柄は?
ではママの着物は小紋で!となった場合、色は何色はふさわしくない、とかあるのでしょうか?
礼装用の着物であれば「弔事に使う色」など気にすべきことも出てくると思うのですが、小紋自体がおしゃれ着なので、この場合ママにお似合いになる色なら何でも良いと思われます。
一つ気にするとしたら、主役である子供よりも目立つだとか、一緒に並んだ時にちぐはぐな印象になる色だとよろしくないというところ。
これは柄選びに関してもそうなんですが、小紋だと柄もかなり自由で目立つ物もあると思いますが、子供より目立つのは考え物です。
七五三はカジュアルでもOK!とは言っても、そこはやはり子供の晴れの日ですから、子供を引き立てるような地味目のお色や、パステルカラーのような薄い色合いの物だと良いと思います。
自由度の高い小紋だからこそ、主役の子供や一緒に参拝する方とのぱっと見のバランスくらいは気にされた方が良いと思います。
七五三お参りの親の着物まとめ
七五三は家族のお祝い事なので、着物の中ではカジュアルとなる小紋でもマナーとしては特に問題なし。
主役の子供を引き立てるような、控えめな色合いや柄のものを選びましょう◎
ただし、親族に着物や服装のマナーに厳しい人がいる場合は小紋は避けて、付け下げや色無地にした方が無難ですね。
まあ実際のお参りになると、親の服装の細かいところをチェックしている人なんてほとんどいませんが(;´∀`)
家族一同、晴れやかな気分でお祝いしている!という気持ちの表れた服装であれば、七五三はなんら問題ないと思いますよ!
ご参考になりましたら幸いです◎