郵便物の期限について、少々わかりにくい表現に「~日までに郵送」というものがあります。
その日に到着してなければいけない?
それともその日に郵便局に出せばよいの?
夜にポストに投函はだめ?
などなど、日本語的には色々解釈できそうですよね。
今回はこの「~日までに郵送」という表現が一般的にはどういう意味かということを解説しました。
急ぎの場合の郵送方法や当日配達の方法などについてもまとめたので、参考にしてみてください◎
~日までに郵送=その日にポストに入れてもOK?必着との違いは
郵送の機嫌に関連する言い方は複数あります。
- 〇日必着
- 期限:〇日(当日消印有効)
- 〇日までに郵送
「〇日必着」はその日までに相手に届いていることが必要。
「〇日の当日消印有効」はその日に郵便局に受理されていれば(=消印が押されていれば)OK。
この二つはわかりやすい表現です。
では「〇日までに郵送」とは?
この日本語だけ見ると色々解釈できそうですが・・・
この表現の場合は「〇日までに差し出してください」という意味、というのが一般的です。
つまり、相手に〇日に届いている必要はない、ということです。
指定された日に差し出せばよいので、郵便局に持ち込もうが、街中やコンビニのポストに投函しようが、何でも大丈夫。
ちなみにその日の深夜にポストに入れると当然配達員の回収は翌日になりますが、それでも大丈夫。
「~日までに郵送してください」という表現を使う場合、相手はだいたいその2~3日後くらいまでには届く(全国どこから発送されたとしても)ことを見込んで期限設定していると考えられます。
はっきりと「受け取りたい日」を指定しなくても良いと考えているときに使う表現ということです。
曖昧な表現にも捉えられますので、重要な書類などで心配な場合は一応相手に確認すると安心ですが・・・
一般常識的には上記の通りと考えてよいでしょう。
郵送で急ぎの場合…速達と新特急郵便について
「〇日までに郵送」となっている場合は、その日までに差し出せばよいというのが基本。
しかし「必着」となっていたらその日に相手に届いていないとなりません。
また、「〇日までに郵送」と書かれていても重要な書類などであれば若干心配になるという方もいるでしょう。
そんな場合、急ぎで郵送する場合に利用する「速達」について、いつ到着するか?なのですが・・・
この「速達がいつ届くか」は、差出側と受取側の距離によるため、ケースバイケースとなってしまいます。
だいたい普通に郵送した場合より1~1.5日程度到着が早まるようです。
また、速達のオプションを使うと土日祝日も配達してもらえるので、週末のあたりで差し出す場合は、速達のオプションの有無で到着日が2~3日違ってくる可能性はありますね。
具体的に郵便物がいつ届くか?については郵便局のホームページで調べることができます。
これによると、同じ郵便番号の住所へ速達で郵送するとしても、翌日の午前中到着、となっていますので、ご近所でも当日中には届かないようですね。
ちなみに、当日中に配達する「新特急郵便」というサービスを聞いたことがある人もいるかもしれません。
ですが、このサービスは事前に登録が必要、かつ継続的な利用が必要となるサービスです。
どちらかというと法人など大口の顧客の利用を見込んでいるものですね。
緊急時に一般の方が利用できるようなものではないのでご注意です。
郵送で当日中に配達できるサービスはある?
最後に、どうしても今日中に配達してほしい!という場合にどんな手段があるかについて。
まず郵便物の場合は、先ほど書いた「新特急郵便」以外は当日配達はできません。
ですのでそれ以外の方法を探すことになります。
で、郵便局で利用できそうなのが、「当日配達ゆうパック」。
こちらは午前中の引き受けで、当日中に配達するというサービス。
ゆうパックの料金のみ、追加料金なしで利用できます。
が、注意点は「信書は送れない」ということ。
手紙や書類には使えない手段となります。。
信書でないもの(例えば本や冊子類など)であっても、利用可能エリアや引受可能な郵便局などが決まっています。
例えば都内に送りたい場合で、都内の郵便局に差し出せる場合に使える手段となります。
「当日配達ゆうパック」が使えないとなると、最終手段に近いのですが・・・
「バイク便を使う」という方法もありますね!
もちろん物理的に遠すぎる場合は無理ですが(;´∀`)
これだと郵送に比べて料金はかかりますが、バイクで行ける範囲では最速でお届けしてもらえるでしょう。
〇日までに郵送の意味と急ぎの場合の方法<まとめ>
重要な書類ほど余裕を持ちたいところですが、うっかり、ということは誰しもありますよね。
ですが、~日までに郵送、という場合は、その日に近くのポストに入れられれば良いので、それほど焦らなくても大丈夫。
とは言え、万が一相手方との認識の違いなどあるといけませんので、重要な書類などの場合は個別に確認をおすすめします!
一般常識的なところではこの記事に書いた通りなので参考にしてください(*´▽`*)