日によっては夏日も出てくるこの時期、子供のおやつやデザートにゼリーなんかが美味しい季節になってきましたね。
家にゼラチンとジュースなどがあれば簡単に手作りできて、子供も大好きなので、我が家でもよく作っているのですが・・・
時間がなくて早く固まらせたい!ということもしばしば。
そこで今回、アツアツのゼリー原液を冷蔵庫ではなく冷凍庫で冷やしてみたらどうなの?と思い、実験してみました。
冷蔵庫で固まる時間と冷凍庫で固まる時間の比較や、固まる前に冷凍庫に入れて凍らせるまでやったらどうなるの?という点、
さらに、冷凍したゼリーを解凍したら美味しく食べられるのかと、解凍時間についてもまとめていきます◎
ゼリーが固まる時間 冷蔵庫の場合
この記事は冷凍庫でゼリーは作れるのか?がテーマですが、比較対象として、普通に冷蔵庫で冷やし固めた場合の時間も計測しました。
※冷凍庫と冷蔵庫で固まり方を比較するために、2種類の容量の容器で冷蔵庫用と冷凍庫用に作って冷やしてみました。
ちなみに今回は家にあったカルピスと余っていたいちごを使って、「いちご入りカルピスゼリー」を作ります。
材料はこちら
ゼラチンパウダー
カルピス
イチゴ
ゼラチンでカルピスゼリーを作り、その中に生のイチゴを浮かべて冷やしていきます!
ちなみに、カルピスゼリーにする場合、私は味濃い目が好きなので、カルピス100ml+水150ml=計250mlで作りました!(1袋で標準250ml作れるゼラチンだったので)
熱湯カルピスを作ってゼラチンを溶かすだけなので、作り方過程詳細は省略しますが・・・
できあがり全体量がこちら
小さいグラスが約30ml、大きいカップが約70mlです。
小さいグラスにはいちごの入ったゼリー(上の画像で入ってないのにも後で入れました)、大きいカップはいちごなしのノーマルなカルピスゼリーにして冷やしてみました。
できれば↓こんな映える感じにしたかったんですが、地味でスミマセン
あの「もち吉」のゼリー、、美味しそう。。 |
さてさて
この状態で冷蔵庫で冷やした際の時間計測結果はというと・・・
- 30mlの容器ではしっかり固まるまで約100分
- 70mlの容器ではしっかり固まるまで約160分
でした!
ちなみに「そろそろ食べられるかな~?」という感じの柔らかゼリーになったのが
- 30mlの容器では約80分
- 70mlの容器では約130分
30mlはほんの一口デザートという感じで、70~80mlくらいのカップで作るのが普通かな~と思うので・・・
ゼリーを冷蔵庫で普通に冷やすと2時間~2時間半くらいで食べられる!
(もっと容器を小さくすれば1時間半くらいで食べられる!)
と思っておけば良いかなと思います◎
ゼリーが固まる時間 冷凍庫の場合
次に本題で、冷凍庫で冷やすとどうなるの?時間はどれくらい?についてです。
早速ですが結果は・・・
- 30mlの容器ではしっかり固まるまで約35分
- 70mlの容器ではしっかり固まるまで約50分
でした!
「そろそろ食べられるかな~?」という感じの柔らかゼリーになったのは
- 30mlの容器では約30分
- 70mlの容器では約40分
柔らかゼリーになってから、ちょっとしたらもうできあがってました(*´▽`*)
冷凍庫の方がかなり時短ですね~
固まりだしてから完成形になるまでの時間が短いのでお気を付けくださいませ。
ちなみにこの後、小さいいちごゼリーの方だけ、引き続き冷凍庫に入れたままにして凍らせてみました。
だいたい冷やし始めて80分くらいの時点で外側から凍ってきて・・・
160分後くらいにはしっかり凍ったという感じです!
↓こんな感じ
なんですが、ゼリーって凍らせても、水みたいにがっちがちにはならないんですね◎
冷凍庫入れて160分後のゼリーにスプーンを刺してみましたが、サクッと入りました。
シャーベット状という感じです。
なので、真夏はあえて凍らせて、お手軽シャーベットとして食べても美味しいかもです!
ここまでまとめると
– | 冷蔵30ml | 冷蔵70ml | 冷凍30ml | 冷凍70ml |
---|---|---|---|---|
20分 | 液体 | 液体 | もったり | 液体 |
30分 | ↓ | ↓ | 柔らかゼリー | もったり |
35分 | ↓ | ↓ | できあがり | ↓ |
50分 | ↓ | ↓ | ↓ | できあがり |
60分 | もったり | もったり | ↓ | – |
80分 | 柔らかゼリー | ↓ | 凍り始め | – |
100分 | できあがり | ↓ | 半分凍り | – |
130分 | – | 柔らかゼリー | ↓ | – |
160分 | – | できあがり | 凍った | – |
冷凍庫で冷やすけど凍らせたくない場合は、(容器や冷蔵庫の能力にもよりますが)20分~30分くらいしたら10分おきに様子を見てみると良さそうです◎
小さい容器なら30分~1時間以内には食べられますよ!
ゼリーを凍らせた時の解凍時間と食べられるか
さて、先ほど凍らせたいちごカルピスゼリー。
解凍したら美味しく食べられるのかと、解凍時間も観察してみました。
生のいちご果肉入りということで、解凍して水っぽくなっちゃわないかとかも気になるところです!
完全に凍った状態のいちごカルピスゼリーを約20℃の日の当たらない室内で放置しました。
1時間後の状態
画像ではわかりづらいですが
ちょっと溶けてきましたが、まだシャリシャリした感じです。
上でも書きましたが、ゼリーは凍らせた直後でも美味しく食べられるので、この時点でも冷たいデザートとして食べられそう。
そして
解凍を始めて1時間半後となると
全体が解凍されました!
30mlの容器で1時間半だったので、標準的な1人前(80mlくらい)だと2時間~2時間半くらいもすれば解凍されて食べられると思われます。
お弁当のデザートとして手作りゼリーを冷凍して持っていくという人もいるようですが、確かに朝冷凍庫から出せばお弁当の時間にちょうど良さそうですね!
容器外側がかなり結露するので、それだけ気を付けてくださいね◎
ただし・・・ゼリー本来の「ぷるっ」とした感じはなくなってるかな~?
「冷蔵庫で冷やしたゼリー」と「冷凍庫で冷やして出来上がってから冷蔵庫に移したゼリー」は、ゼリー特有のぷるんぷるんな感じがありました。
が、、こちらの「冷凍→解凍したゼリー」は・・・ゼリー部分がやわやわとした食感。
こちらの画像でもわかるかもしれませんが、スプーンですくうとぐずっと崩れた感じになってます。
カルピスゼリーの味には問題ないのですが、プルプル感を楽しみたい場合は冷凍はしない方が良いかも!
解凍2時間後もあまり様子が変わらなかったのでお皿に出してみた
↓
べっちゃりぐずぐず。
まあおいしいっちゃあおいしい。←
あとは気になるいちご果肉部分ですが、特にべちゃっと水っぽくなっていることもなく普通に美味しく食べられました。
ただ生食よりやわらかくなっている感じですね。
でもこれは、そもそもゼリー液を熱湯で作ってそこにいちごを入れているので、冷凍・解凍する前から柔らかくなっていたと思われます。
しっかりいちごの食感を残したい場合は、ゼリー液が冷えてきてからいちごを入れる、というひと手間が必要かと思います◎
ゼリーが冷蔵庫冷凍庫で固まる時間と解凍まとめ
今回実際に試してみて、ゼリーは冷凍庫で冷やすことでかなり時短で作れることがわかりました!
しかも、そのまま冷凍してしまってもシャーベットとして美味しく食べられますし、冷凍→解凍してもゼリーや中に入れた果物部分に特に問題はありませんでした。
が、冷凍→解凍するとゼリー特有のプルプルした食感は少なくなってしまうようです。
お弁当などで暑い季節に外で冷たいデザートを食べたい場合は冷凍もありですが、そうでなければ凍る前に冷蔵庫に移しておいた方がより美味しく食べられそうですよ♪
以上、参考になりましたら幸いです!