2019年はインフルエンザが爆発的に流行していますね。

私の周りでも、夫、両親、子供の保育園の友達やその家族と感染・・・

 

私自身は赤ちゃんに授乳中ということもありうつりたくないところですが、万が一ということも((((;゚Д゚))))

 

・・・ということで授乳中にインフルエンザの特効薬って飲めるんだっけ?について確認してみました。

 

今年は新薬である「ゾフルーザ」というお薬も出ているそうなので、この情報も含めてまとめていきます!

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インフルエンザ 授乳中にゾフルーザは飲める?

インフルエンザの特効薬というと、これまでは「タミフル」「リレンザ」「イナビル」がありました。

 

ここに、2018年3月に発売された「ゾフルーザ」という新薬。

喜ぶ子供

なんかドラクエの強い魔法みたいな名前ですね。

 

このゾフルーザ、今までにない特徴として、「一回服用するだけで効果がある」という点があります◎

 

薬局で処方されたその場で錠剤を飲めばウイルスの増殖を止めてくれるとのこと。

 

今までの抗インフルエンザ薬、例えばタミフルだと1日2回で5日間の服用が必要だったということで、圧倒的に服用の手間が小さくなっています。

 

しかもこのゾフルーザ、飲んでから24時間後にはウイルスが未検出になるそう!

タミフルだと72時間なので、この即効性はかなりのメリットです。

 

で、こんな新薬ゾフルーザですが、私が気になったのは「授乳中のママが飲んでも大丈夫なの?」という点!

 

これについて調べてみたところ・・・

「授乳中でも服用して差し支えないが、できれば他の薬を飲むのがおすすめ」

とのことでした。

 

ゾフルーザの販売会社であるシオノギ製薬によると以下のとおりとなっています。

Q2 ゾフルーザは授乳婦への投与は可能ですか?
A2 可能ですが,授乳婦に投与する場合には授乳を避けさせてください。
[ヒト母乳中への移行は不明ですが,ラットで乳汁中への移行が報告されています。]

 

参考:シオノギ製薬 よくあるお問い合わせ

 

母乳へ移行する可能性があるので服薬したら授乳をお休みするよう記載されています。

それに新薬ですから、ヒトへの影響がわかり始めるのはこれからということですね。

 

ただ、先ほども書いた通り、タミフルなどと比較してゾフルーザの方が即効性があるというのは大きなメリット。

ウイルスが体内から検出されなくなるまでが短ければ短いほど、家族同士での感染の可能性も減りますからね。

 

なので、授乳を一時的にお休みしてでも早く回復する方にメリットを感じる場合はゾフルーザを服用する、という選択になるでしょう。

 

それと、ゾフルーザは生後6か月から処方ができるそうです。

ですので、ママがゾフルーザを飲んでいても、生後半年を過ぎた赤ちゃんへの授乳であれば実質問題はないようです。

参考文献:北海道新聞電子版

 

 

ただ、やっぱり新薬ですから、お医者さんも授乳中ママに積極的には処方しないような気はしますね~。

 

もし、これまでのお薬(タミフル、リレンザ、イナビル)とゾフルーザのどちらかを選べる、となった場合は、上記のようなメリットとデメリットを比較して、メリットが大きければ新薬の方を選んでも良いかもしれませんね。

※追記※

ゾフルーザについては耐性のあるウイルスが発見されたとニュースになってましたね。

やはり新薬には処方される側も慎重になった方が良いようです!!

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インフルエンザで授乳中ママはタミフルやイナビルは使える?

さて、インフルエンザの新薬であるゾフルーザについて書いてきましたが、そもそも従来のお薬であるタミフルやリレンザやイナビルは授乳中でも飲んで良いのでしょうか?

 

これについては、3つのお薬とも授乳中でも服用して問題ない、とされています◎

 

 

まずタミフルですが、母乳への移行はゼロではないということ。

ですが、移行はごく微量ということで赤ちゃんへの影響はないようです。

 

次にイナビルやリレンザですが、こちらは母乳への移行に関する調査結果はないそうですが、そもそもお母さんの血中にお薬の成分が検出されないそう。

母乳のもとである血液に成分が含まれないということで、赤ちゃんへの移行はないということですね。

参考:国立成育医療研究センター

 

ですので授乳中ママでも、

「どうもインフルエンザっぽいけど授乳中だからお薬飲めないしな~」

と受診を遅らせることなく、きちんと検査してお薬を処方してもらって大丈夫です!

授乳中の抗インフルエンザ薬まとめ

授乳中のママであってもインフルエンザのお薬は飲んでも問題なし◎

新薬のゾフルーザについてはメリットもありますが、まだまだ未知数のところもあるので、メリットデメリットを比較の上で選択した方がよさそうです。

 

いずれにせよ、速やかに医療機関を受診して早いうちに対策した方が良いですね。

ご参考になりましたら幸いです(*´▽`*)

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