夏休みの宿題でも圧倒的に難易度もかかる時間も大きい「自由研究」。

 

中学生にもなると自分で最初から最後までできるかもしれませんが、小学校、特に低学年の児童だったりすると、さすがに子供に任せっきりだとどうにも片付かない・・・

というケースが多いと思います。

自由研究は親の宿題!親の仕事!なんて悩んでるパパママもいるようですね!

 

でもそもそも夏休みの宿題(自由研究)って親が手伝っても良いの?

親が手伝うとしたらどこまでくらいが良いの?

親がやるんじゃ自由研究の意味ってあるのかな・・・

 

などの悩みもあると思うので、今回はそれらについて書いていきます◎

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小学生の自由研究は親が手伝うもの?

夏休みの宿題の最大の難関、自由研究。

大変な分、学校が始まると優秀な作品は展示されたり、賞が与えられたりという学校も多いようです。

 

でも小学校低学年の子供がテーマ選びから研究・考察・まとめまで全てやれるか?というと中々現実的には難しいもの。

 

夏休み明けの自由研究展示では、いかにも親がほとんどやりました!という感じの作品が並ぶ学校もあるとか(;´∀`)

そんな中で我が子だけが真面目に独力でやったレベルで出すと、周りから浮くのでは・・・なんて心配性のママもいるかもしれませんね。

 

まず自由研究に対するスタンスは各学校で違うと思いますが、「全て自分の独力でやってきてください」と言われていない限りは、父兄が手伝ってあげても全く問題ないと思います!

 

だって大人でも、1ヶ月でなんでも自由に研究してきてと言われて、すんなりできる人は少ないのでは(;´∀`)

特に1年生や2年生の低学年であればなおさら、総合学習めいたことは大人がサポートしてあげないと難しいでしょう。

(自由研究に絵や工作が認められている場合は別)

 

で、子供が小さいからと親がほとんどやって仕上げてしまうご家庭もあるかもしれませんが(;´∀`)

 

せっかくの自由研究、保護者が手伝うと言っても

「子供が本当に1人では無理なこと」のみがっつり手を出してあげるとして、

それ以外は助言・アドバイスしたり、考えるヒントを与えたりのサポートにとどめるのが理想ですね!

 

親の腕の見せ所は、なるべく本人の努力が導き出せるような支援ができるか、という所だと思います。

 

そもそも、学校内でも、本当にゼロから子供たちだけで自由に研究する学習というのは、ほぼされていないと言って良いと思います。

「総合的な学習」という時間が小学校にもあり、ここで自由研究に通じるような学習が行われることもありますが、ここでも先生の支援や、テーマ設定に向けての助言などを踏まえて子供が考えていくものです。

 

ですので、夏休みということで、そんな学校の教師の代役を父母が引き受ける感じで、うまく指導していく、という形であって当然というところですね。

 

なので、

宿題は子供に全部やらせないと意味がない!自分でやる力が身につかない!甘やかさない!

なんてことではなくて、

子供が学習を通じて将来的に自分で思考し、調査し、まとめ・考察していけるように、うまく親が介入していく、というのは全く問題ないと思います!

(少なくとも小学校のうちは学年ごとのレベルに合わせて、助言もレベルを変えつつ導いてあげて良いと思います◎)

 

もちろん各ご家庭の方針もあるでしょうから、低学年でも全部自力で!というお父さんお母さんもいるかもしれず、それはそれで良しと思いますよ(*´▽`*)

あくまでも「手伝っても良いのかな?」と悩んでいるなら「手伝っても大丈夫ですよ」というお話です!

 

小学生の自由研究、親はどこまで手伝う?

では夏休みの自由研究、親がどこまで手伝うのが良いのか??という点について。

 

例えばテーマ選びが最初の難関ですが、難しいからと言って親が勝手に決めてしまうのではなく、日頃から子供が興味がありそうなものをいくつかあげて、そのうちのどれを対象にするか子供に決めさせる。

 

例を出すと、虫が好きなのか、草花が好きなのか。

虫の中でも身近なアリやバッタが気になるのか、夏しかいないカブトムシを捕まえてみたいのか。

 

はたまた、夏に打ち水をやったとか、海水浴に行ったとかの経験の中からでも題材は見つかります。

理科ではなくて社会の分野であれば、地元の夏のお祭りなんかも研究テーマになりそうですね◎

 

そんな身近なところをお子さんとお話する中で研究の対象を決めれば良いと思います。

そこから子供お得意の「なんで〇〇なの?」が出ればテーマに対する観点が決まったようなものかと思いますが、難しければ会話の中で疑問を引き出したりできると良いですね。

(アリって何でも食べるのかな?とかそんな会話でも、お子さんの中で実験してみたい内容がどんどん膨らみそうです!)

↑こういうキットの販売ページにもヒントがあったりしますが、「違う巣のアリ同士を一緒に入れたらどうなるかな?」とかもすぐできそう(;´∀`)

 

そこから先は

疑問について仮説をたてる→調査や実験をする→まとめて考察する

が基本的な流れとすると、いずれの過程でも親子で会話しながら進めていけそうです。

 

まとめの部分だけは低学年だと自分で形にするのも難しいでしょうから、親が大枠を提案して子供に埋めてもらうなど。

 

こんな感じで進められると理想的だと思います!

 

もちろん1年生とかだと中々進まずに親がたくさん手を出してしまうこともあるかもしれません。

が、それでも子供がそれを見て自分でも考え、理解しているようであれば十分でしょう。

 

子供が「自分の自由研究としてやりとげた」という感覚で終えられるようであればOKではないでしょうか!

 

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夏休みの自由研究のねらいや意味とは?評価基準は?

子供に出された宿題を親が手伝ってしまったら意味がないのでは?

そもそも自由研究のねらいや評価基準って?

というところなんですが、

 

やはり夏休みの自由研究の評価基準としては、「一つのテーマでどこまで深く考えられたか」というところが重要かと思うので、

どんなテーマであっても、親子で協力してようやく完成、であっても、色んな角度から考察したりまとめなおしたりできていれば一定の評価は得られると思います。

 

上でも書きましたが、小学生であれば親が手伝ってあげても基本的には問題ないですから、その中で自分でどれくらい理解して深く考えをつなげていけたか、というところです。

親が手伝ったとしても、子供も一緒に考えて理解した過程があれば、それは子供自身の実になると思います。

 

この繰り返しで自分で最初からやり遂げられるようになれれば良いのであって、低学年のうちは親子でその練習ができれば良いですね(*´▽`*)

 

小学校夏休み自由研究親の関与のあり方について<まとめ>

小学校の夏休み自由研究について、親が手伝うべきか?どこまで手伝うか?についてまとめました。

低学年であればもちろんのこと、小学生はその学年ごとのレベルに合わせて適切に助言をして、子供に深く考えさせる機会になると良いと思います!

 

保護者の方は大変かと思いますが、貴重な親子の時間として過ごせる良い機会かもしれませんね。。

 

参考になりましたら幸いです(*´▽`*)

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