夏休みの宿題でみんなが悩む自由研究。
特に1年生や2年生の低学年の子供にも楽しくできるテーマというと、みつけるのも大変ですよね。
ここでは低学年の子供でも簡単にできる理科の観察ネタとして、身近な野菜を使ったものをご紹介します◎
自由研究は子供の興味のあるもの・意欲を引き出すものをテーマにするのがコツ。
野菜をテーマにすれば、スーパー内を歩くだけで子供が選べるネタもあるのでおすすめですよ!
夏休みの自由研究 1年生2年生ネタにすぐ育つ野菜の観察日記
夏休み自由研究の定番のテーマとしては植物の観察日記がありますね。
おうちで夏休みに入ってからでもすぐ育つ野菜を育てて観察してみてはいかがでしょうか?
すぐに大きくなる野菜にはこんなものがあります。
- もやし
- はつか大根(ラディッシュ)
- 野菜の新芽(ブロッコリースプラウト、オクラの新芽、ラディッシュ新芽、空心菜の新芽、など)
- カイワレ大根
- 豆苗
上に書いたような野菜であれば、1週間~20日ほどで収穫できます。
夏休みに入ってからの種まきでも間に合いますね。
豆苗はお店に並んでいるものを収穫すると再び生えてくるので、その過程を観察することにすればよりお手軽です!
上手に育てられれば食べられる!と思えば、お子さんのやる気もアップするのではないでしょうか?( *´艸`)
夏休み自由研究を仕上げる時間がない時の観察ネタは?
日記形式で観察したかったけれど、気が付けばもう育てる時間がない!とか、中々テーマが決まらず、夏休みも既に後半戦!
という時間がない場合には、着眼点を変えて野菜を観察してみる方法もあります。
ネタ1 野菜の種の観察
スーパーや八百屋さんに行って、子供の興味のある野菜や果物を買ってきて、種を観察してみてください。
種の形や数を調べてみるのも良いですし、輪切りにしてどのように種が入っているかスケッチするのも良いです。
似ているポイントをみつけて分類するという方法もありますね。
(種が身の中心に集まっているか、全体に散らばっているか?数は1つなのかたくさんなのか?等々)
ネタ2 野菜の保存方法による日持ちの観察
例えばにんじんの適切な保存方法(ラップにくるんで冷蔵庫に保存)とそれ以外の保存方法では何日後にどういった違いが出るか。
野菜は立てて保存?横向きに保存?などパターンがあるので、似た保存方法の野菜をまとめるのも良いかと思います。
(ちょっと理科というより家庭科な雰囲気ではありますが・・・)
ネタ3 発芽の様子観察
何日も育てていられない!という場合は、発芽の様子だけを観察するという手も。
いくつかの環境を用意して、発芽までの日数や発芽の様子を観察します。
例えば冷暗所と窓辺との違い、水やりの頻度の違い、などでどのような違いが表れるか?
発芽までであれば数日で済みますよ。
(ちなみに多くの学校で1年生が育てる朝顔もすぐ発芽しますので、学校の勉強の応用編としてやってみても良いかもです)
夏休み自由研究観察日記まとめ方ヒント
自由研究のテーマが決まったら、着眼点とまとめ方について事前にお子さんと確認しておきましょう。
低学年だと朝顔の観察などは学校の理科でもやっていたと思います。
なので、お子さんに朝顔のどんなことを観察したのかヒアリングして、同じような着眼点で観察してみることを提案してはいかがでしょうか?
主な記録ポイント
- 種まきから発芽までの日数(時間)
- 発芽したときの様子
- 葉の出方やその後の変化
- 水やりした時間や毎日の天気・気温など
学校で学んできたことの応用にもなりますし、低学年であればこれらを時系列で観察日記につけるだけでも立派な自由研究になります◎
もしもう1段階レベルアップした作品に仕上げたい場合は、同じ種を育てる環境を変えて発育の様子の違いを記録してみるのも面白いと思いますよ。
例えばもやしを育てるとしたら、室内の暗い場所、室内の明るい場所、日の当たる場所、冷蔵庫の中・・・などなど。
また、豆苗であれば一度収穫してもまた生えてくる特徴がありますので、何回くらい収穫できるか・回数ごとの生育の違いなどを観察するという方法もあります。
最後に親御さんと一緒に料理して食べるところまでをまとめに入れるのも良いですね(*´▽`*)
夏休み自由研究 低学年の観察日記<まとめ>
植物の観察日記というと時間がかかるイメージもありますが、夏休みに入ってからでも間に合う野菜もあります。
また、着眼点を変えることで短時間で研究できる方法もあります。
八百屋さんで買ってきてすぐにできる自由研究もありますので、時間がないご家庭もやってみてください(*´▽`*)
ご参考になりましたら幸いです!