2019年4月1日に新元号「令和」が発表されました。
これから各種書類などなどの記載は令和に切り替えられていくわけですが、お金に刻印されている年号も改元の影響を受ける一つですね。
令和元年の硬貨が初めて手元に来るのもちょっと楽しみです!
ということで、この新元号「令和元年」の硬貨はいつ流通しだすのか?
もしきれいに保管しておいたら、後々価値は上がるのか?
などについて調べてみました◎
令和元年の硬貨はいつできるの?
新元号の令和は5月1日から始まります。
この新しい元号が刻印・印刷された硬貨や紙幣が手元に来るのが何だか楽しみな気がします(*´▽`*)
しかし令和元年の硬貨って、いったいいつ頃一般に流通するんでしょう?
硬貨を製造するのにはまず「金型」を作る必要があります。
この金型を作るのに、通常は2か月半~3ヶ月半ほどかかるそうです。
新元号が「令和」になるというのは、造幣局も4月1日の発表まで知らなかったそうなので、これから製造にかかるというところです。
ということで、金型を製造した後にそれを使ってコインを製造、その後日本銀行を通して一般の市場に流通する、という流れになることから・・・
今回の新元号「令和」の貨幣は2019年夏以降になる、ということだそうです!
全ての種類の硬貨が一斉に流通するわけではなく、発行枚数の多いもの(500円、100円)から製造を始めるということで、全ての硬貨が一般人の手元に届き始めるのは10月位になるのでは、と言われています。
何だかちょっと楽しみですね!
令和元年の硬貨や紙幣って価値が上がるの?
元号が令和に改められて記念すべき最初の年に発行された硬貨や紙幣。
これって、きれいに保管して持っていたら、数十年後には価値が上がるのかな?
というところもちょっと気になりますよね。
今回は5月1日での改元ということで、令和元年は賞味1年間はないわけで、限られた期間で発行されたお金は普通より価値がありそうな気もします。
本当のところは実際に貨幣紙幣が発行されて数十年経たないとわからない話ではありますが・・・
ある程度予想するために、例えば平成元年の硬貨って、今どれくらい価値があるの?ということを見てみますと・・・
平成元年の硬貨は額面そのままの価値(特に価値が上がっているとかない)らしい。
つまり平成元年の500円はそのまま500円の価値しかないってことらしいです!
というのもですね、硬貨の価値って結局発行枚数で決まるところで、流通量が少なければ少ないほど稀少性アップで価値が上がるんだそうです。
「元年だから」とか「古いから」と言った理由では価値はあがらないんです!
平成元年の硬貨、例えば100円玉だと発行枚数は37万枚ほど。
平成で一番100円玉の発行枚数が少なかったのは平成13年で8000枚ほどと、桁が違います(;´∀`)
さらに平成の他の年と比較しても、元年はかなり多い方なんです。
よって、平成元年の100円玉は稀少性が高くなく、価値も額面100円のまま、となります。
100円玉を例に解説しましたが、他の硬貨も同様です。
ただし、平成元年あたりだと「旧500円玉」なども流通していた頃で、「旧硬貨の平成元年」だとなかなか手に入らないということはあるそうです(とは言ってもこちらも額面どおりの価値しかないそうですが)。
令和元年に関して言えば、硬貨のデザインが切り替えになる予定もないですし、混在して流通はあり得ませんから、こういったパターンで稀少性が高まるというのも考えにくいということになりますね。
※注記※
紙幣・硬貨の変更のニュースがこの記事投稿後に発表されました。が、変更は2024年予定ということで、令和元年に関しては新旧紙幣・硬貨の混在はありえませんね。
こういったことから、平成元年と同様に、令和元年の硬貨についても、ある程度の枚数が発行されるのであれば、将来的にも額面以上の価値に上がっていくということはない、と考えて良さそうです!
令和元年の硬貨や紙幣はいつできて価値が上がるかまとめ
4月1日の新元号発表までは造幣局も知らされていなかった「令和」。
令和元年の硬貨が手元に届くまでは結構時間がかかり、夏~秋ごろに目にすることになりそうですね。
記念すべき「元年」の硬貨になりますが、発行枚数が一般的な水準の枚数であれば、月日が経っても特別価値が上がるということはなさそうです!
ということで、個人的な記念として保管しておくのは良いですが、価値アップがあるかも?という期待に関しては残念な結果になると思うので、心置きなく買い物に使いましょう(;´∀`)
ご参考になりましたら幸いです!