こどもの日の風物詩、鯉のぼり。

出すのも結構大変なのですが、これって毎日夜しまうべきものなの?とお悩みの方いらっしゃると思います。

面倒なのでそのままにしておきたい・・・という気持ち、とってもよくわかります(;´∀`)
が、今回の記事に当てはまるお宅は毎日出し入れした方が良いかもしれません!

というわけで、鯉のぼりの毎日の出し入れについて、必要な場合の理由としまい方についてまとめました。

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鯉のぼりは毎日夕方~夜にはしまうべき?

鯉のぼりを毎日出し入れするかどうかについては、ずーっと出しっぱなしの人と毎日夕方~夜には片づけるというお宅とに分かれるようです。

毎日出し入れというのは基本的に面倒くさいのですが・・・片づける派の人には以下のような理由があるようです。

理由1 鯉のぼりが傷むのを遅らせるため

一般的な鯉のぼりは布製です。

なので、1年に1回とは言え、何週間もの間、24時間出しっぱなしにすることによって、やはり傷みは早まってしまいます。

環境にもよりますが、初節句で購入したは良いものの、3年もしたら色あせなどで見栄えが悪くなり、子供に一番見せてあげたい時期に買いなおし・・・なんてケースもあるようです!

 

夜に急な雨などがある場合はもちろんですが、特に5月でも夜間は気温の下がる地域については、夜露の影響もあります。

最近の鯉のぼりはナイロンやポリエステル製なので塗れることによる影響はだいぶ小さくなってはいますが、それでも毎日濡れては乾いて・・・を繰り返すと物によっては数年でだめになってしまうようなので、できるだけ毎日取り込んだ方が良いということなんですね( *´艸`)

 

また、雨や夜露で濡れる他、風の影響もあります。

特に、湿り気味の鯉のぼりが夜中の急な風であおられたりすると、風圧の影響は大きくなりますから、これも生地の傷みにつながります。
(傷む前に、外れて飛んで行ったり設置が甘いと倒れたりの危険もありますね・・・)

 

取り込む派のお宅はこの「傷み防止」の理由で頑張っているというケースが多いようです◎

できるだけ毎日出し入れすることで、少なくとも7~8年くらいはきれいな状態を保てそうなので、鯉のぼりを喜んでくれる小学校低学年~中学年くらいまではもちますね。

 

ちなみに我が家はもうすぐ6歳の子供のために初節句から毎年鯉のぼりを出していますが、「基本は毎日取り込み、時々サボり」くらいでもまだまだきれいです◎

 

反対に「お手頃価格の鯉のぼりを買って、傷んだらまた新しいのを買いなおす」と割り切って出しっぱなしにするご家庭もあるようですね。
個人的にはこれはこれで一つの選択肢かと思います(*´▽`*)

 

理由2 近隣へのマナーの面からの片づけ

鯉のぼりを出し入れする理由としては「ご近所へのマナー」という点もあります。

というのは、鯉のぼりがバタバタと風にあおられる音が気になる、ということでご近所に悪い印象を与えるケースもあるからです。

 

このバタバタと鯉がはためく音、昼間はあまり気にならなくても、夜になると何だか気になる・・・ということなんですね。
特にマンションやアパートなどの集合住宅でベランダに出している場合に当てはまります。

 

また、夜中暗い所に大きな鯉のぼりが泳いでいるのを見るとぎょっとする、という意見もあるようで(;´∀`)

価値観は人それぞれなので気にしすぎも疲れてしまうと思いますが、特にマンションベランダなどの場合は取り込んでおいた方が無難かと思います!

 

理由3 風習や縁起面について

これは比較的少数派の理由かもしれませんが、風習や縁起という面を気にして毎日しまう、ということも。

風習という面では地域によってその謂れも様々あるかと思いますが、ともかく「しまうのが当たり前」という地域にお住まいであれば、周りのお宅に合わせて毎日しまうという方が無難でしょう。

逆に周りもお宅も出しっぱなし、という状況であれば、自分の所も出しっぱなし、となりやすいようです。
(ただし上に挙げた理由1、2を気にしなければですが)

 

縁起面では、特に夜に鯉のぼりを出しっぱなしだと縁起が悪いという全国的に有名な説というのは見当たりませんが、人によっては「鯉のぼりが湿ったまま下げられていると子供が体調を崩す」などの俗説もなくはないようです!

この辺りは個人的には全く気にしないのですが、縁起や願掛けを気にするのであれば、天気の良い昼間だけ元気に泳がせた方が精神衛生上良いかもしれませんね(;´∀`)

 

理由4 防犯面を考えて片づける

これもお住まいの環境によりますが、戸建てで容易に侵入できるお庭であったり、マンションなどであれば1階のベランダなどの場合は、まれに鯉のぼりが盗まれるということもあるようです(つд⊂)

すぐに外からすぐに手の届くところの場合だと、何らかのいたずら(落書きや切られたりなど)をされることもあり得ますね。

なので、こういったことが心配な場合は、人通りの少なくなる夜の間はしまっておいた方が良いと言えます。

 

また、これも頻繁に起こることは言えませんが、布製の物が家の間に垂れ下がっているというのは、放火魔にとってはかなり好都合な状況ですから、そういったことも懸念すべき環境であれば夜は取り込むこととしましょう( ゚Д゚)


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鯉のぼりをしまう時間帯はいつ?

鯉のぼりはやっぱり面倒でも毎日しまおうかな・・・というご家庭が、しまう時間帯はいつが良いか?という点について。

これは特に決まりはないのですが、洗濯物と一緒に夕方鯉のぼりも取り込む、というのが多数派のようです。

 

または共働きで夫婦とも帰宅が夜、という場合は、無理のない時間帯でしまえばよいと思います。

我が家は共働きですが、子供とのバタバタで私が片づけられず、深夜に夫が帰宅してしまってくれる(またはその日は出しっぱなし・・・)なんてこともざらにあります(;´∀`)

 

それでも一晩中出しっぱなしにするよりは良いかなあと思ってやっていましたよ!

上にも書きましたが、その結果、5回子供の日を迎えて鯉のぼりを飾りましたがまだまだきれいな状態を保っています◎

 

鯉のぼりの出し入れ方法 ポールごと?鯉だけ?

鯉のぼりを毎日出し入れするときの方法ですが、まず我が家の例で言うと、鯉と吹き流しだけ取り込んで、ポールは取り外しするわけではありません。

我が家はマンションなのでベランダタイプの鯉のぼりなのですが、鯉をつなぐ紐にフックがあり、それをひっかけるだけなので、取り込むときもそのフックを外してしまうだけです。

ベランダタイプだとこういう造りの鯉のぼりが多いのではないかな?と思います。

 

一方、鯉のぼりの形態によってはポールごと抜き差しできるものもあるようなので、その場合は全部くっついた状態でまとめて取り込んだりもできるようですね。

いずれにせよ、鯉のぼりの造りによって、出し入れしやすい方法でしまえば良いと思います。
(フックで取り外しのタイプだと5分もあればしまうことができます)

 

で、我が家のようなフックで鯉だけ取り外しするタイプの場合の注意点なのですが、鯉を外した後のポールはできれば短く縮めておきましょう◎

というのも、上の方で書いた「ご近所へのマナー」というところとも通じるのですが、ポールの先の所についている、くるくる回るやつ(矢車と回転球)が夜中に結構な音をたてる場合があるからです。

 

ポールを縮めておくだけでも風に吹かれ続ける可能性は減らせますが、さらに気になる場合は矢車などが回らないように紐でしばったりする方も。

我が家は毎日紐で固定まではしていませんが、それでも強風の日は自分たちでもガラガラ回る音が気になることがあったので(そういう日は固定しました)、関係のないご近所にとってはかなり耳障りなんじゃないかと思いました!

鯉のぼり毎日の夜の片付けについてまとめ

鯉のぼりを毎日しまう理由やしまい方・注意点についてまとめました。

自分たちの鯉のぼりを大切にする意味でも、周囲の方々に最低限迷惑にならないように、気持ちよく眺めてもらうためにも、周囲の状況を見てどうするのが適切かを判断すればよいのかと思います◎

 

当ブログ管理人の個人的意見で言うと、年に1回、数週間程度なので毎日出し入れ頑張っても良いのかなあと思いますが・・・

何だか取り込んだ方が良さそうだけどどうしても面倒!という場合は「ベランダの中に(家の内側に向けて)飾る」とか「そもそも室内に飾る鯉のぼり」とか、手段も色々なので、初節句などで購入する前に出し入れのことも考えて検討するのが良いかもしれません(*´▽`*)

 

以上ご参考になりましたら幸いです!

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